『ナイブス・アウト』を観てきた。
『ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密』を観てきた。
いやサブタイトルなんだよ。
ミステリー映画のためストーリーに対するネタバレなし。
公式サイトの許可なく予告動画が始まる仕様、嫌い。
今作は原作などがない完全オリジナル脚本。アカデミー脚本賞にもノミネートされている。
監督・脚本は『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン。だそうです。
ものすごくミステリー映画(多分)
ストーリー運びは非常に古典的なミステリーを下地にしており、特に目新しいこともないような……?ミステリーは普段見ないのでわからないが。
お金持ちの当主が謎の死を遂げる……!家族たちはそれぞれに動機があるような、果たして!!という感じだ、予告を見る限り。
お金持ちの当主であるじじいとそれを取り巻く一筋縄ではいかない家族たち、これはとてもミステリーとしてオーソドックスではないだろうか。ぱっと思いついたのが「うみねこのなく頃に」しかないが。
話運びもそんなに目新しくないような、いややはり目新しいような?
純粋にミステリー映画を観たければ十分満足できるだろう。
キャスト豪華
普段ミステリーを見ないため、このキャスト陣でなければおそらく観に行かなかった。
他にもキャップことクリス・エバンス、ブレードランナー2049のアナ・デ・アルマス。そしてITのジェイデン・マーテル。
画面が幸せである……。
特にジェイデン・マーテル。キャラが強すぎる。向こうにもこういう子いるんだな……と思わされる。
アベンジャーズもエンドゲームで一区切りついたことだし、クリス・エバンスはこれからもっといろいろな映画で見られるといいな。ファイアートーチとか、違うか。
上質なエンタメ
オーソドックスなミステリーではあるが、それ以上にエンタメ作品だった。
屋敷などのセットも見ていて楽しいし、音楽も仰々しくてなんだか楽しい。
そもそも予告の時点でエンタメだぁと思っていたが。
当然観ながら推理する楽しさもあるが、まぁ、わりと、簡単な事件かな、とか、思う。いや、わかんないけど。
エンタメとして観るのが正解だと思う。
結局この間見た9人の翻訳家のような作品が好きな人間なので、エンタメ寄りなのはありがたかったかもしれない。
ナイブスアウトってなんだ?と思っていたが、映画を観てようやくわかった。ナイブスってナイフのことか。
最近「賭ケグルイ」を読んだばかりだったので、なんとなく「おおー」っとなった。