昔映画化された『ライラの冒険 黄金の羅針盤』がドラマになって、それがアマプラにあったらから見た。
今はもうない。ないというか、アマプラじゃなくてスターチャンネルEX-DRAMA&CLASSICSに入らないと観れない。ぴえん。
ということでギリギリ滑り込み無料で『ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤』の第一話を観た。
ドラマ、全然見ないので一話で一時間もあるのか、と思ってしまった。それが当たり前だわ。見終わってから気づいた。
このドラマの存在は知っていて、マカヴォイファンの自分としてはぜひ見たいと思っていた。それがとうとう日本でも見られるんだからありがたい。
去年は空前のマカヴォイイヤー(映画が4本日本で公開された)だったが今年は何もなかったので嬉しい。
このドラマ、本当にドラマなのか?と思うほど金がかかっている。海外のドラマっていうのは資金がこんなにも潤沢なのか?と。だが、どうやらこのドラマが特別なものっぽい。英国史上最高額とも言われるほどの制作資金がかけられているそうで。
映画かな?と思うほどセットが作りこまれている。
『ライラの冒険』は以前のファンタジーブームの際に公開された映画で、原作はイギリスのフィリップ・プルマン作の三部作。
当時映画を観に行ったが、まぁ、それまでのファンタジー作品と大差ないような感じで、うん……と言った感じ。結局色々な問題で黄金の羅針盤のみの制作に終わった作品だ。あの時代そういうファンタジーは多かった。エラゴンとか、ナルニアとか……。走り切ったハリーポッターやロードオブザリングがすごい。ロードオブザリングは絶対いつか見るんだ……。
ということで「黄金の羅針盤」は多分内容を知っているはずなんだけど、まったく覚えていない。新鮮に楽しめる。
ざっくり一話で世界観はわかった。
物語の舞台は、我々が住んでいる地球とは似て非なる世界。ほとんど同じようでどこか違う世界。
人々はダイモンと呼ばれる自身と特別な繋がりを持つ守護精霊(?)と共に暮らしている。
12歳の少女ライラは何者かにさらわれた親友ロジャーを探すため、そして叔父アスリエルを追いかけるため謎の女性コールター夫人と共にロンドンへ赴く。
そして今、ライラの冒険が始まる!果たして黄金の羅針盤が指し示すものは!!
みたいな感じ。
第一話はまだ物語の導入。起承転結のまさに起の部分で、これから一体どんなことがあるんだろう。
ライラを演じるのは『ローガン』でウルヴァリンと似た能力を持つ謎の少女を演じたダフネ・キーン。随分でかくなったな。『ローガン』では目つきが悪いなぁという印象だったが、今回はよく喋るのでとてもかわいい。
ライラの叔父であり冒険家のアスリエル卿を演じるのはジェームズ・マカヴォイ。ダフネ・キーンが共演したプロフェッサーはパトリック・スチュワートの方だったので、これにてマカヴォイプロフェッサーとも共演。なんだか胸躍る。
ついでにジプシャン(ジプシー?)の子供をさらわれた母親を演じているのはアンヌ・マリー・ダフ。マカヴォイの元妻。『追憶』のみしか見たことなかったが、思ったよりも老けていなかった。
全八話で、第二シーズンも製作が決定しているそう。早くしないとダフネ・キーンが少女ではなくなってしまうもんな。
第二話の配信は2月25日。スターチャンネルに一時的に登録して見ちゃおっかなー。と迷い中。